NLPにおけるスキルのひとつである「アイ・アクセシング・キュー」は、視線の動きによって相手の考えや感じている事柄を把握する方法です。視線の動きは脳の活動と密接なつながりをもっているため、相手の心理を見抜く重要な手がかりのひとつとなります。「アイ・アクセシング・キュー」における視線の動きと心理的な内面の動きは、NLPのなかで次のように定義づけられています。
【自分から見た相手の視線の動き】
上記の動きを応用させれば、
…など、より踏み込んだ観察が可能になります。
「アイ・アクセシング・キュー」を使って質問に対する視線の動きを観察することで、相手の心理を把握することができます。
また、過去について尋ねた相手が右上に視線を動かした場合、過去の記憶とは別のことを考えていて嘘の可能性が高い…というようなこともわかるようになります。
利き手によって視線の動きが反対であったり、視線がほとんど動かないなど、人によって違いがあるのも事実です。「アイ・アクセシング・キュー」を意識しながらも、他のスキルを併用した柔軟なアプローチで対応していくことが大切であるといえるでしょう。
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